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ワインまめ知識

ドイツ


画像1ぶどう栽培の最北限ともいわれるドイツでは、南西部の主にライン川を中心に、そこに流れ込むネッカー川、マイン川、ナーエ川、モーゼル川、アール川流域にぶどう畑が集中している。ぶどうの生産地としては高緯度であり寒冷地に属してはいるが、気候が比較的温暖であるのは南アメリカからヨーロッパにかけて大西洋を流れる世界最大級の暖流であるメキシコ湾流の恩恵を受けていることによる。

生産国としての規模は小さいものの、ドイツのワインづくりの歴史は古代ローマにまでさかのぼり、伝統的なワイン生産国のひとつとして知られている。

1990年の東西ドイツ統一により、ワイン生産地域は旧西ドイツの11地域に旧東ドイツの2つが加わり13地域になった。

これらの生産地域では様々なぶどう品種が栽培されているが、その気候条件から赤ワイン用品種の栽培が難しく、白ワイン用品種が植付面積全体の約65%ほどを占めている。白ワイン用ぶどう品種として代表的なものは栽培量の多いものから、Rieslingリースリング、Müller-Thurgauミュラー・トゥルガウ、Silvanerシルヴァーナー、Grauburgunderグラウブルグンダー、Kernerケルナーがある。また、赤ワイン用品種では同様に、Spätburgunderシュペートブルグンダー、Dornfelderドルンフェルダー、Portugieserポルトギーザー、Trollingerトロリンガーがある。

ぶどう栽培国としては冷涼な地帯に位置するドイツは、ほかのヨーロッパ諸国と比べるとワインの格付けや表示に特異なクラス分けを設定しており、これらのクラス分けは醸造所や畑について行われるのではなく、醸造に用いられたワイン用原料ぶどう果汁またはワインの糖度が基準となる。

ドイツワインはフルーティな香りに満ちたものが多く、味わいも辛口から甘口、軽快な風味から重厚なものまで、多様なタイプのワインが生産されている。

 

糖度を基準にしたワインの分類

ドイツワインは、ぶどうの熟成度、すなわち果実の有する糖度(エクスレ度)により、以下の3つのカテゴリーに分けられている。

【Tafelwein(ターフェルヴァイン)並級ワイン群】

Deutscher-Tafelwein(ドイッチャー・ターフェルヴァイン)

Landwein(ラントヴァイン)

ドイッチャー・ターフェルヴァインには7つの栽培地域が指定され、ラントヴァインには21の産地区分が設けられており、上記2つのカテゴリー以外にEU加盟国産のぶどうをブレンドしたものもある。

【Q.b.A.(クー・ベー・アー)上質ワイン群】

Qualitätswein bestimmter Anbaugebiete(クヴァリテーツヴァイン・ベシュティムター・アンバオゲビーテ)

ラベル上ではQualitätsweinと表記、またA.P.Nr.を表示すること。

【Prädikatswein(プレディカーツヴァイン)肩書付き上質ワイン群】

原料ぶどうの糖度によって肩書が分けられる。A.P.Nr.をラベルに表示すること。

Kabinett(カビネット):

このクラスでは最も糖度が低く、軽めだがエレガントで繊細な味わい。

Spätlese(シュペトレーゼ):

遅摘みのワインで、収穫を遅らせることにより糖度のみならずエクストラクト分も増加し、味、香りに奥行きが生まれる。

Auslese(アウスレーゼ):

よく熟した房のみを選んで収穫したもので、シュペトレーゼより味、香りの奥行きが深く、甘口ワインの比率が高くなる。

Trockenbeerenauslese(トロッケンベーレンアウスレーゼ):

主に貴腐菌の働きによって干しぶどう状になった粒を丁寧に集めてつくられる、最高級の極甘口ワイン。

Eiswein(アイスヴァイン):

極端に収穫時期を遅らせ、厳寒日の訪れとともに凍りついたぶどうを収穫し、そのままの状態で搾ってつくられたワイン。

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ドイツワインの新カテゴリー

糖度を基準にした上記分類のほかに、近年さまざまな新カテゴリーが登場している。

【ドイツワイン基金による新カテゴリー辛口ワイン】

Classic(クラシック):

普通辛口系。各生産地域でクラシック用に認定された品種を使い、残糖が15g/l以下で総酸量の2倍を超えないワイン。

Selection(セレクション):

上級辛口系。各生産地域でセレクション用に設定された品種を使い、ワイン法上の辛口基準を満たすワイン。

※リースリングのみ残糖が12g/l以下で総酸量の1.5倍を超えないこと。

【ドイツ高級ワイン生産者連盟(V.D.P.)による新カテゴリー】

Grosses Gewächs(グローセス・ゲヴェックス)

Erstes Gewächs(エアステス・ゲヴェックス)

V.D.P.が認定した畑(エアステ・ラーゲ)で産する、シュペトレーゼ以上の糖度を有する指定品種のぶどうから醸造した高級辛口ワイン。

全量手摘みで50hl/ha以下の収穫と規定。収穫年の翌9月1日からの出荷(赤ワインは翌々年の9月1日)で、ラインガウおよびヘシッシェ・ベルクシュトラーセ(ともにヘッセン州)はエアステス・ゲヴェックスと称する。

以上4つの新カテゴリーのいずれも、ぶどう糖度がカビネット、シュペトレーゼクラス以上でもQ.b.A.と表示することから、従来通りの順番でワインを一般評価することはできないため注意が必要。

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