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ワインまめ知識

ブルガリア

画像1ブルガリア共和国は北緯43~41度、北部はドナウ川に沿ってルーマニア、南部はギリシャ、トルコ、西部はユーゴスラビア、マケドニア、そして東部は黒海に接している。2007年にEUに加盟。白ワインが約4割で赤ワインが約6割、生産されたワインの6割強はロシア、ポーランド、ドイツなど世界70カ国以上に輸出されている。輸出のうち瓶詰が約8割を占め、日本では瓶詰ワインの輸入量こそまだ少ないが、バルクワインの輸入量はドイツなどと共に上位を占める。

ワインのほか、ラキアと呼ばれる白いブランデーが生産され、食事中にもよく飲まれている。ラキアは主にぶどうの搾りかすを蒸留したもので、マールやグラッパと同様の製法で造られる。他の果物からブランデーを造る場合は果汁をそのまま蒸留するほか、寝かせてわずかに色づくタイプもある。アルコール度数は40度以上と定められている。

ブルガリア人の先祖、トラキア人の文明は古代ギリシャと同時期に存在しており、古代ギリシャのディオニソスはトラキアの遊びと酒の神、デューニシウスが起源とされ、トラキア人のワイン製造技術を文献として残していることから、ブルガリアは世界最古のワイン生産国のひとつとされている。

ローマ時代のバルカン半島のローマ人占領地では白ぶどうの栽培が行われ、特に東部および黒海沿岸で盛んに行われていた。今日のようなワイン産業が形成されたのは近代、1950年代に入ってからであり、1947年に国営企業としてVINPROM(ブルガリア酒類取扱公団)が設立され、旧ソビエトへの輸出を目的としたカベルネ種を中心とする高級外来品種の栽培が大規模に行われた。

1960年代後半~1970年代にかけては、カリフォルニア大学デイビス校のアメリン教授らにより、ブルガリアの醸造設備や技術の改善を行い、手ごろな価格と安定した品質で成功を収め、東欧随一のワイン生産国となった。また民主化後の1992年には、最初のワイン生産民間企業が誕生している。

気候は温暖な大陸性気候と地中海性気候の境界に位置し、また多くの山地がエーゲ海とアドリア海の気候の影響を遮ることにより、西風が黒海からの影響を比較的小さい範囲に制限している。これによってブルガリアの気候は同緯度にあるイタリア中部やフランス南部より僅かに涼しくなっている。

 

ワイン法と品質分類

ブルガリアは1970年代後半から80年代にかけて原産地名称統制制度の高品質のワイン生産を始め、1999年のワイン法では以下のカテゴリーにワインを分類している。

1.テーブルワイン(Table wines)

テーブルワイン:全生産量の約7割強

原産地表示付きテーブルワイン(Table wines with Geographical indication / Regional wines):フランスのVin de Paysに相当。現在、ダヌーブ・プレイン(Danube Plain)と、トラキアン・ローランド(Thracian Lowlands)の2つのリージョンが認められている。

2.特定地区で造られた上質ワイン(Quality wines produced in specified regions)

G.A.O.(Guaranteed Appellation of Origin):

2000年以前のヴィンテージ・ワインにはD.G.O.(Declared Geographical Origin)と表記されている。

G.A.D.O.(Guaranteed Appellation and Denomination of Origin):

2000年以前のヴィンテージ・ワインにはControliran、CAO、AOCなどと表記され、52の原産地が認められている。

 

なお、ブルガリアのトップワインは国内の各地で造られたぶどうを用い、指定地域外で醸造していることも多いため、G.A.O.やG.A.D.O.を名乗らないものもある。

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